CINOH×THE TOKYO

ディレクターコメント
実はスヴィンのレイヤードカーディガンはCINOHさんのインラインでもありまして、 これがこうだったらなと思うところを変えた感じです。
もともとインラインの方では紐で閉じるタイプなんですよ。
レイヤードされてるだけでもちょっと変わってるのにさらに紐ってなってくると、ちょっと和っぽい感じのイメージが強くて、 ちょっと若すぎるなってところがあったので まずボタンで止められるように、外側のカーディガンも内側のカーディガンも仕様を変更したというところです。

外のカーディガンと中のカーディガンで、実はボタンの大きさも違うぐらい結構レイヤードのバランスを考えて作りました。
サイズ感も実はインラインとちょっと違って、THE TOKYOのオリジナルのサイズ感になっています。
さらに着てみるとわかるんですけど、実はめちゃめちゃ薄い。
レイヤードされているように見えて、実は袖、前身頃だけがレイヤードされてるだけで全然暑くないんですよ。
なので本当に梅雨の時期なんかも余裕で着られるし、逆にカーディガンという特性を生かして、冬なんかもインナーに持ってきてる分には別におかしくはない。
暖かくはないですけどね。暖かくはないけど、おかしくはないので、真夏以外でも着られるすごいマルチプレイヤーかなというふうに思っています。

デザイン
スビンゴールドを原料に使用した前身頃が二重になったニットカーディガン。
インド原産の超長綿スジャータと海島綿ヴィンセントを交配して作られ、手摘みによって綿花を傷つけずに採られた最高級超長綿であるスビン。
その中でも品質の良い1番摘み、2番摘みの「SUVIN GOLD(スビンゴールド)」を使用して編み立てています。
非常に繊度が細い原綿のためきめ細かい滑らかさと、シルクのような光沢感が特徴です。

素材
・裏地：なし
・伸縮性：あり
・光沢感：なし
・生地の厚さ：普通

メーカー品番：23SKN600

-CINOH-
茅野誉之氏が2008年にスタートした「ベスリール」を2014SSより「CINOH（チノ）」に改称。
“一瞬の時の中に存在するだけでなく、ワードローブ、想い出に残るモノ創り”を理念とし、伝統のない自由な発想から生まれる東京のストリートをベースに展開。
今までの服装史、その背景にあるカルチャー、現在の世の中からシーズンごとに感じとったモノ・コトを、遊び心と高揚感をもった大人のリアルクローズへと落とし込んでいる。