YOROZU×THE TOKYOコラボレーションアイテム

ディレクターコメント
THE TOKYOを始める時に、そもそもバックブランドどうしようかなと思ったんですよ。
僕たちのお店に来てくれるお客様ってラグジュアリーブランドのバッグ持ってるんですよね。
男性だと特にですけど、持たない人もいるぐらい。僕自身も正直、毎日毎日バッグを持ち歩く人間ではないっていうところで。
バックのブランドなくてもいいのかなって正直思ったんですけど、ただ、ちょっと出かけるときとかにやっぱりバッグあったほうがいいなあっていうのはあって、 じゃあ、それでも皆さんが喜んでくれるバッグって何なんだろうって再考して、まず小さいことが大前提じゃないですか。
あと、やっぱり手に入りにくいって結構重要かなと思って。
なので革はHERMESでも使われているWeinheimer（ワインハイマー）を採用しています。

僕バックほとんど持たないんです。できれば財布も持ちたくないし、ポケットにも物をあんまり入れたくないんです。
なんかパンツのシルエットがすごい崩れるじゃないですか。あんまり気にしない人もいるかもしれないけど、ポケットには正直、僕はタバコも吸うから、アイコス入ってるし。
財布ポケットに入れるとなると、やっぱすごくかさばるし、財布自体も型崩れするし無くすしっていうところで、僕、携帯を無くすし、鍵も無くすし、財布も無くすんですよ。
だけどバック持ちたくないんですよ。ってなってくると携帯とお金と、お金はまあ最低限でいいけど、あとクレジットカードと鍵がすごいコンパクトにまとまるものがあったら すごくいいなと思って作ってもらいました。
だからもともとYOROZUのインラインに、これに近い形のものあるんですよ。
でもお財布の機能がついてなくて、カードが一枚だけ入る携帯入れ、スマホ入れ、ケースみたいなものはあるんですね。
首から下げられるもの。でもそこにもうちょっとだけクレジットカードとお札と小銭がちょっとだけ入るような仕様できないかっていうところで、 2人で考えながらこういう感じにしたらいいんじゃないか、こういう感じにしたらいいんじゃないか？みたいな感じで作り上げたのがこの形です。
一番最初に実はザトウキョウのファーストコレクションのタイミングでも違う革でやってたんですけど、それのグレードを更に上げてWeinheimerで作り変えたのがこれです。
これはね、一度使ったらやめられないですね。
バッグも財布もいらなくなります。Pro Maxも入りますよ。

デザイン
ショルダーストラップが付属された、縦型の立体ケース。
従来のキリハナ立体ケースはスマホケースと小銭入れのみですが、別注のこちらのアイテムには小銭入れの部分にスナップボタンでカード入れが内蔵されています。
ジップの中はキリハナ裏地を使用。
こちらは「五三桐(ごさんのきり)」紋を全面にあしらった二越ちりめんです。
桐に纏わる歴史の一つは、鳳凰が桐に止まり、声を上げると「聖王」が現れる、といった伝説が中国にあり、そこから日本に伝来したと言われています。
鎌倉時代以降、天皇家の象徴として機能し、活躍が認められた武将の足利尊氏や織田信長らが天皇から授かり広がっていった紋です。
江戸時代以降は急速に庶民にも普及し、現在は様々な場所で使用されており、日本国内でよく目にするようになりました。
日本製のちりめんはポリエステル素材です。
ペットボトルの水滴や、折りたたみ傘の水滴付着で生地が縮む心配はありません。

メーカー品番：274YZ012TTLW

-YOROZU-
ヨロズは、2019 年秋冬のキリハナコレクションを皮切りに始動しました。
時を超え、歴史を形作ってきた、モノやかたちや価値観を再構築し、その名の通り、ありとあらゆるものに目を配りながら、唯一のモノを作り出すこと、和でもなく、洋でもない、 その外側に私たちの住処を立ち上げることを目指します。