ATON×THE TOKYO

デザイン
一般的なカシミヤリバーとの違いは、まず体に馴染むカーディガンのような着心地になっていること。
流通しているものの多くは無理にプレスをかけて光沢感をだしており、プレスが強い分生地が硬くなるため着心地が悪くなります。
ATONは先に申し上げたようにカーディガンの着心地を目指して作られているため、無駄なプレスをかけず、カシミヤのみを生産する大阪の工場で通常の3倍の時間をかけて 生地を仕上げているため、非常に生地は柔らかく、生地の中に従来のカシミヤよりも空気を溜めやすく着心地も良いという最高級品質の生地になっています。

またリバーの処理を衿、袖、裾など厚みを持たせないように処理することでより軽さと、見た目の美しさを体現。
身幅はがあり、大き目に仕立てても硬さがない分「落ちる」ようになっているので、ボリュームを感じさせないのも特徴です。
そしてあえて後ろにドレープができるようにしていることでカバーオールというカジュアルなアイテムにも美しさをもらたします。

この素材に使われているカシミヤ原料は、世界的にも高品質であることが認められている内モンゴル産のカシミヤを使用しています。
他の産地のカシミヤと内モンゴル産のカシミヤの違いは、カシミヤの繊維の長さと細さです。
カシミヤの繊維は、細くて長い方がより高品質と認定されますが、内モンゴル産は他の産地のカシミヤよりも長くて細い繊細な毛になっているので、最高級と言われています。
そのカシミヤ原料を、通常より3倍ぐらいの時間をかけた縮絨と起毛の工程により、柔らかいのにコシ感があり、ヌバックのような繊細な表面感、 軽さと品のある仕立てが映えの良さが特徴のATONオリジナルの素材になっております。
カバーオールを原型に仕上げた、ほどよくゆったりしたサイズ感。
パッチポケットではなく、箱ポケットを採用し、クリーンな印象に仕上げたショート丈のジャケットです。

素材
・裏地：あり
・伸縮性：なし
・光沢感：なし
・生地の厚さ：普通

メーカー品番：SCAGNW6970

-ATON-
Designer 久崎康晴
WORLD BASICS (ワールドベーシックス〉のディレクターを務めた久崎康晴氏が手掛ける新ブランド。
久崎康晴氏が前ブランドで発表してきた『大人のためのベーシックアイテム』という要素に加えて、よりトレンドを意識したツヤのあるデザインとユニセックスのサイズ展開でクロスカテゴリーの垣根を越えた着こなしを提案。
ブランドコンセプトは『ここにしかないもの』。
一見スタンダードに見えながら着ると美しいシルエットがすぐさま形づくられるのが特徴です。